薬を飲む量は、体重によって増やしたり減らしたりしていいの?
子供の薬で体重あたりの投与量が多いのは、小児の場合、比較的体重差が大きいので、体重差によって投与量を決めるのが合理的だからだと思います。
一方、成人の場合はどうでしょうか?
成人の場合肥満患者が、投与量が大きくなってしまいます。
しかし、成人の場合はくすりによって増減してはいけないものもあります。
ですから、添付文書でも一律に
「適宜増減」とはなっていないのです。
脂溶性の薬の場合は、脂肪組織への分布が大きいので、肥満患者さんは、同じ身長の筋肉質の患者さんより効果が低くなります。
一方、
水溶性の薬の場合、体重のよって増量すると、血中濃度があがって副作用や中毒の危険性が高まります。
薬は、大きく分けて大衆薬と医療用薬に分かれます。
通常、大衆薬を購入すると店頭で効能、効果について説明を受けるか、箱の中の説明文を見て、その通りに服用されると思います。
では、医療用薬はどうですか?
医師が診察し、処方せんを書きます。その後、院内の薬局か調剤薬局で説明を受けます。
たいていの場合、くすりのしおり等をもらってそれに則って説明を受けます。
じゃあ、大衆薬のような説明文はないのでしょうか?
いいえ、「添付文書」という説明書が入ってます。
医療用医薬品の添付文書情報に薬の名前または成分名を入れると医療用薬の説明文が出てきます。PDFファイルでの印刷もできます。(本物と同じ大きさ、内容です)
一度拝見されると参考になるかと思います。
ただ、注意事項にも書いてますが、同じ薬でもいろいろな使い方があり、添付文書の内容も専門家向けに記載されてますので、
必ず医師または薬剤師の指示に従って服用してください。
紳士服に例えると大衆薬が既製品で、医療用薬がオーダーメイドです。
あくまでも、診察の上、処方されてますので、他人にあげたりしないで下さい。
子供が転んでけが・・・救急箱を見たら消毒薬がない!
よくある話ですが、どんなものを常備していたらいいのか?
調べてみました。
救急箱の中味
くすり
消毒薬、傷薬、虫刺され、目薬、風邪薬、胃腸薬、解熱・鎮痛剤
医療用具
ガーゼ、滅菌ガーゼ、絆創膏、救急ばん、包帯、はさみ、ピンセット、体温計、毛抜き、水枕(アイスノン)、めん棒、油紙
薬の保管法
1.高温、多湿、直射日光を避ける。シロップは、冷蔵庫。
2.子供の手の届かないところ。
3.外箱、説明書などは飲みきるまで保存。
4.定期的に使用期限の確認。
5.別の容器に移し替えない。(誤飲防止)
カプセルってはずして飲んでもいいの?2種類の目薬って同時にさすの?
くすりには、下記のような様々ななかたちがあり、それぞれに使用法があります。
内服薬錠剤糖衣錠、裸錠、舌下錠、チュアブル錠、トローチ錠、バッカル錠、発泡錠など
かみ砕かずにそのまま飲みます。腸で溶けるように工夫してあるお薬は、かみ砕くと効き目がなくなったり効きすぎたりすることがあります。また、徐々に溶けて効果を発揮する薬もあります。
カプセル剤粉末状や顆粒状の薬などをカプセルの中に入れたものです。
カプセルはゼラチンからできていて、水が少ないと食道の粘膜に付着しやすいので必ず十分な量の水で飲みましょう。
散剤(紛薬)薬を粉末状にしたものです。苦味のあるものはオブラートに包むとよいです。
湿気を嫌うので保管に注意しましょう。
顆粒剤散剤より粒が大きく、においがや苦味を抑えたり、溶け易くするなどの加工がされたものです。噛み砕かずに水といっしょに飲んでください。
液剤・シロップ剤1回分の量を正確に計ってから服用してください。成分の一部が沈んでいることがありますので、軽く振って服用してください。
また、容器に直接口をつけないようにして下さい。
外用薬坐剤・膣剤肛門や膣などに入れる薬です。
排便をすませ、手を良く洗ってから使用します。薬を少し手のひらで温めてから薬を取り出し、人差し指を坐薬の底にあて、先のとがったほうから膣や肛門に挿入しましょう。挿入後は、しばらくティッシュペーパーなどで肛門を押さえておきます。
貼付剤皮膚を清潔にし、水分を拭き取って、しわが寄らないように貼りましょう。貼付剤には、患部を治療するためのもの(シップ薬など)と全身への作用を目的にするもの(狭心症治療薬など)があります。
軟膏・クリーム剤清潔な手で皮膚に塗るのが一般的ですが、ガーゼなどに塗って患部に貼ったりするものがあります。使用後は、きちんとふたをして下さい。
点眼剤容器の先に目が触れないように薬を一滴、滴下したのち、まばたきをせず、しばらく目を閉じてください。
2種類以上の目薬をさすときは、5分以上の間隔をあけて使用してください。
吸入剤・紛霧剤・エアゾール剤吸入器を使って口から吸入するものと、皮膚や粘膜にスプレーするものがあります。
注射剤直接血中や体内にはいるため、口から飲む薬に比べて効き目が速やかなのが特徴です。
その他、点鼻剤、点耳剤、浣腸剤などがあります。
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